少し前に開催された、緑の党の脱原発セミナー「東電に原発は任せられない」をアーカイブで視聴しました。
お話してくれた、おしどりマコ・ケンさんは、福島第一原発の事故後、東電の記者会見に参加し、世の中の関心がなくなっても追いかけ続けてきました。これまで参加した東電の記者会見は1600回以上。他の記者やジャーナリストよりも詳しいと言っても過言ではありません。切れ味鋭い質問をされてきました。
芸人さんならではの語り口の痛快さは、とても聴きやすく、面白いです!(内容は笑えないんですが!)そして熱いスピリットは、めちゃくちゃ響いてきます。とてもとてもお勧めしたい動画ですので、3月11日を迎えるにあたり、ぜひご覧いただきたいです。
緑の党のHPより↓
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おしどりマコ・ケンさん
東電記者会見での鋭い質疑から、作業員の不適切な労働管理、健康被害の隠蔽、ALPSのデータの矛盾からストロンチウム90の残存を明らかにするなど、数々のリスク評価の甘さと隠蔽体質を告発。
311から15年。「原発は人類の未来と共存できない」脱原発連続セミナー
今年3月11日、東電福島第一原発事故から15周年を迎えます。しかし、第一原発の「原子力緊急事態宣言」は、今も解除の見通しもないまま継続中です。事故原因については科学的・技術的に未解明な部分が多く残り、今なお検証が続けられているところです。
福島の山林は一度も除染されておらず、子育て世代など健康被害を懸念する数万人が、今も全国各地で避難生活を続けている一方で、「福島復興」のかけ声ばかりが大きく響き、民意とかけ離れた開発が進んでいます。
原発事故をきっかけに発足した緑の党グリーンズジャパンは、来年迎える15年という節目に向けて、今一度、原発事故の人々への影響を振り返り、放射能のリスクを軽視して未来社会を脅かす原子力政策にストップをかけるために、12月から3月まで、月一回の連続セミナーを企画しました。
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余談ですが、先の衆院選では争点がない、というようなことも言われました。しかし、争点は誰かに作られるものではない、と思うのです。大事な中心にあるものは常に選ぶ基準であり続けます。原発を選ぶ未来は僕にはありません。この先も変わることはない。再エネを推進する理由は、僕にとっては脱炭素よりもっと上位に「脱原発」があります。
思い出すのは、福井地裁が高浜原発の再稼働差し止めをした時の判決。心に刻まれています。
電力供給の安定性、コストの低減について、「人の生存そのものにかかわる権利と電気代の高い低いの問題等とを並べて論じること自体、法的には許されない」
「たとえ本件原発の運転停止によって多額の貿易赤字が出るとしても、これを国富の流出や喪失というべきではなく、豊かな国土とそこに国民が根を下ろして生活していることが国富であり、これを取り戻すことができなくなることが国富の喪失であると当裁判所は考えている。」
この時は、お金の問題でした。今は、原発が一番高い電源になってしまったので、「電力が足りないから」などの理由で原発新増設まで平気で語られるようになってきました。個人的には、電力が足りないなら、足りなくていいと思っています。命や子どもたちの未来を奪ってまで必要ではない。そこを犠牲にした先の豊かさなどありえません。
あの事故はまだ収束していません。今も廃炉作業でも事故を起こし続けています。事故によって故郷や住まいを追われた人たちや廃炉作業で被ばくを続ける作業員、多くの人の人権に及ぶ問題でもあります。
珠洲原発が出来ていたら、能登半島地震で北陸地方の一帯も致命的な被害になっていたことでしょう。
東電の見込みでは、柏崎刈羽原発の再稼働により借金を返せる見込みだったようですが、もう再稼働しても返しきれないようです。
隠蔽や情報の出し方によって、世論を形成したり、政治によって原発を推進するための土台づくりが構築されてきましたが、その辺についても、動画の中で、おしどりマコさんが大切なことを伝えてくれていて、共感するし、響きます。
今一度、改めて考えてみませんか!