【登壇質問】
全国的な問題ですが、匝瑳市でも人口減少に伴い、保健推進員の成り手不足という声を市民の方からいただきます。保健推進員は、「私達の健康は、私達の手で」をスローガンに、市民と行政のパイプ役として活動しており、大切な役割を担っていただいていますが、地区によっては現役世代の人が仕事を休んで活動していることもあり、負担感が大きくなっているという実情があります。
意義のある活動だとしても時代の変化とともに在り方を見直していかなければいけないと考えますが、匝瑳市として、保健推進員の今後の在り方についてどのように考えているでしょうか。負担を減らす方策などあればお聞かせください。
【回答】健康管理課長
現在、保健推進員は135名がボランティアで活動を行っております。各地区の区長、現役の保健推進員から推薦された方が2回の保健栄養教室を受講し、その後、市長からの委嘱を受け、保健推進員として、「私達の健康は、私達の手で」をスローガンに活動を行っておりますが、近年は人数が減少している状況でございます。
この状況に対し、健康管理課といたしましても危機感を感じており、昨年度から保健推進員の役員と認識を共有し、人数の確保等について意見を交換しているところではございますが、各地区によって推薦方法が違うことから、見直しについては丁寧に取り組んでいく必要があるものと考えております。
今後も近隣市町の保健推進員の確保等について、また、活動内容等について調査し、今後の在り方について検討してまいります。
【再質問】
1、
近年の推進員さんの人数の推移はどうなっていますでしょうか。
【回答】健康管理課長
直近5年間の人数の推移でございますが、令和3年度215名、令和4年度188名、令和5年度172名、令和6年度162名、令和7年度146名です。
2、なるほど、年々、減少傾向にあるとのことですね。
今、5年前と比べて6割くらいの人数という状況で、年々人数が減ってきていますが、活動には問題ないんでしょうか。
【回答】健康管理課長
必要な人数は確保できていると認識しております。
3、必要な人数は確保できているとのことなんですけれども、年々人数が減っている状況で、人数が減ってもいる人数でできることをするように活動内容を調整しているのか、それとも必要人数は本当はもう少し少なくても大丈夫で、今までどちらかというと人数を持て余していたのか、今後も推進員さんが減っていくことが予想されますが、負担であったり、活動が回っていくのか、どうなんでしょうか。
【回答】健康管理課長
毎年、保健推進員の人数に見合った班活動数、活動内容を調整しており、保健推進員の負担にならないように努めております。
4、私、全員が全員かは分からないんですけれども、40代くらいの方々から、仕事を休まなきゃいけなくて大変なんだよねと言われることが度々あります。今は60歳以上も結構な方が働いていらっしゃるんですけれども、例えば、60歳以下の保健推進員さんは今年度、何人いるでしょうか。
【回答】健康管理課長
全体の26.7%の36名でございます。
5、135名中36名、大体4人に1人が60歳以下ということで、子どもがいれば子ども関係で休みを取って、こういった活動でも休みを取って、仕事によっては休みを取るのが大変という方もいるようです。そして、負担感の一つに、地区によって、そもそもの住んでいる人の数が違うので早めに番が回ってくるというようなことも聞きました。
市のほうで、各地域で何人出してほしいという決まりもなく、選出方法についても各地域に任せていると聞いたんですけれども、各地区でどんな選び方をしているのか、参考までにお聞かせください。
【回答】健康管理課長
保健推進員の選出方法でございますが、議員のおっしゃるとおり、各地区により選出方法が違います。区長の推薦、現役の保健推進員からの推薦、順番制等があると認識しております。
6、そもそも活動内容があまり知られておりませんので、現在の活動内容を教えていただけますでしょうか。
【回答】健康管理課長
健康管理課と子育て支援推進課で実施する班活動と各地区で独自に実施する地区活動、スキルアップを目的とした研修会を実施しております。
まず、班活動ですが、6つの班活動がございます。健康管理課では、地域へ幅広く高血圧予防を普及させるための汁物塩分測定班、塩分早見表作成班、また、健診等の受診勧奨や季節に応じた健康教育を行う等の健康普及啓発班、健康まつり班と、子育て支援推進課では、小さいときから食に興味を持っていただけるように、わんぱくクッキング班、親子食育教室班での調理実習を行っております。地区活動では、地域住民への健康づくり活動、地区の会議での情報交換等を行っております。
7、多岐にわたって様々な活動、まさに行政と市民とのパイプ役として活躍されているのが分かりました。ありがとうございます。
この保健推進員さん、1人当たり活動回数は年に何回になるんでしょうか。
【回答】健康管理課長
班活動は2回程度、地区活動は3回から5回程度、こちらは地区によって活動回数が異なります。研修会は年2回、また、地区理事は班活動はありませんで、理事会5回程度及び管内協議会の研修会が1回程度となります。
8、市で決められた活動以外の活動は、市としての活動ではなく、それぞれの地域独自の活動という認識でよろしいでしょうか。
【回答】健康管理課長
議員お見込みのとおりでございます。
9、了解しました。もしとても負担感を感じている場合、各地区での協議、調整が必要であると認識いたしました。
それで、将来的な一つの提案なんですけれども、保健推進員の成り手不足は全国的な課題となっておりまして、地域によっては保健推進員を廃止し、健康サポーター制度という公募による登録制に切り替えた自治体もあります。例えば、岩手県の久慈市、これまで定数180人に対して、実質の参加人数、20人弱だったそうです。令和8年度から公募型登録制に切り替えまして、保健推進員がそのまま13人登録して、さらに7人増員予定とのことで、公募型に切り替えてもこれまでの保健推進のときの人数が確保できそうという状況とのことです。
匝瑳市でも、今すぐにでなくてもこういった公募による登録制という検討も今後必要だと考えますが、いかがでしょうか。
【回答】健康管理課長
今後の在り方の検討において参考にさせていただきたいと考えております。
冒頭、市長からも御答弁いただきましたが、近年の保健推進員さんの人数の減少、成り手不足について、健康管理課としても危機感を感じているとのことですし、市民からも成り手不足という声が上がってきています。実際の人数が毎年減っている状況、そして、意義のある活動だとしても負担感が強くなっている状況から見ても、ある程度、早い段階で保健推進員さんの在り方についても、時代に即した見直し、継続的に見直しをしていただきますよう、よろしくお願いいたします。