第3回全国オーガニック給食フォーラムin小山 〜報告その1〜

全国オーガニック給食フォーラム in 小山 に参加してきました。

今回、感じたことは、単に「給食で子どもたちに有機農産物を」という表面的なことに留まらず、もっと大きな視点、農産物が出来るまでの背景や自然環境、肥料なども含めた地域循環、命の尊さ、つながり、そして時間軸でこれからの地球規模の問題に対して主体的にどう考え、どう関わっていくか、という視点が多くの方から語られていた印象を受けました。

まさに「有機的なつながり」を取り戻し、大切に繋いでいこう、と。

例えば、「なぜ私たちはオーガニック給食を目指すのか」という問いに対し、

いすみ市の鮫田さんが提示してくれたのは、

学校給食は「生きた教材」

食育は、これまで食習慣や栄養バランスの教育に偏重

“自分だえ健康であればよい”

という短絡的な理解。から

「オーガニック食材の教育効果」

食糧生産というものは、

生物が介在する物質循環(無数の命のドラマ)に依拠している。

全ての農業に通ずる「本質」を伝えることができる。

とのことでした。

生きることは食べること。

給食は、それを伝えるための大切な教材です。

ただお腹を満たすだけのものではありません。

心を育て、人間形成にも大きく寄与します。

給食を通して、子どもたち、地域の産業、自然環境と多様な生きものたち、命の循環、持続可能な未来と地球を育てていきたいです。


※フォーラムでは令和8年5月に改正された食育基本法が取り上げられていたので、要点だけ抜粋します。

改正ポイント

1、「食料安全保障の確保」食育が食料安全保障の確保にも資するものである旨、基本理念に追加。食料の合理的な価格の形成についての理解。

2、「学校等における食育の強化」学校等における食育の強化に必要な施策の例に「農林漁業教育」を追加。

3、「大人の食育運動の推進」大人の食育運動の推進

4、「食育推進基本計画を通じた PDCAサイクルの確立」PDCAサイクルを回して取り組むため、目標の達成状況の毎年の調査・公表。

「その他」地方公共団体の取組みの「見える化」の規定の新設。個人の取組みの「見える化」

改正ポイントではないですが、大事にしたい内容 ↓

「食料の生産から消費等に至るまでの食の循環において、温室効果ガスの排出、化学農薬・化学肥料の過剰投入、食品ロス等、地球の資源量や環境に与える影響を配慮しない生産や消費により環境への負荷が生じ得る。国民の食生活が自然の恩恵の上に成り立つことを認識し、環境に配慮した農林水産物・食品を選ぶことは、環境への負荷を減らし、持続可能な食料システム(フードシステム)の構築につながる。」

おすすめ