八日市場小学校の児童クラブ、放課後子ども教室の児童数が増えていること について

八日市場小学校の児童クラブ、放課後子ども教室の児童数が増えていて、キャパをオーバーし、支援員が足りていないのではないか?

という声を市民の方からいただきました。

3月には文教福祉委員会で視察に伺わせていただきましたが、ちょうど雨の日ということもあり、室内にお子さんが狭そうな感じで学習していました。

八日市場小の児童クラブは、定員50名に対して、近年70名近くを受け入れており、さらに今年度は81名の申請がありました。申請期間中に申請のあった児童については全員受け入れています。

これはあくまで登録数で、毎日この人数がいるわけではありません。

今年度、受け入れ児童数が増えたことにより、支援員の数を1名追加し、8名体制で対応しているところです。足りない場合は、シルバー人材センターに協力要請。

全体の児童数は確実に減ってきていますが、児童クラブを利用する家庭が増えているのは、親御さんの働き方や核家族が増えるなどの家族のあり方の変化が考えられます。

放課後子ども教室については、

定員40名に対して、48名を受け入れています。

八日市場小専属の支援員が7名。各小学校をまわるコーディネーターが1名。

そのうち5名以上が在中するようになっています。

今回いただいたご要望は、

●八日市場小学校の児童クラブ、放課後子ども教室の場所や見守る支援員のキャパが超過傾向にある八日市場小学校ですが、市民の方からスクールバスで送迎をして、廃校になった匝瑳小学校を使ったら良いのではないか?

というご意見です。

匝瑳小学校の利活用については、たくさんの市民の方からご要望を頂きますし、多くの方が関心を持っているかと思います。

利活用が前に進まない要因に土地の問題があります。

民地が2区画あるのですが、地権者が亡くなられているのに相続がされておらず、その辺がまだ解決していません。

松山神社の土地もあるのですが、今まで特例的に土地をお貸しいただいていました。

(今でも1日だけ等、単発利用は可能です。)

八日市場小の児童クラブなどで使うことに関して、教育委員会に打診をしましたが、スクールバスがその時間稼動していて、こちらに利用できない。

匝瑳小学校を利用するための諸問題を解決しなければいけない。

さまざまな新たな予算措置や管理体制の構築など、さまざまな対応が必要になり、ハードルが高い、とのことです。

今の場所で、支援員をさらに1名増やすのも、なかなかの予算措置が必要となり、難しいそうです。

現状の体制でも、現場からは特に問題が勃発したような声が上がってきていないこともあり、

今年度はとりあえず、支援員1名増員という対応で様子を見たい、と回答をいただきました。

私としては要望にお応えできず、申し訳なく思いますが、これで終わりではなく、引き続き注視していきたいと考えています。

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