読書〜泉房穂さん、四井真治さん〜

今や全国から注目されている明石市の取り組み。

強い思いで明石市の改革を押し進めてきた前市長泉房穂さんの本を読みました。

子育て支援をきっかけに高齢者支援や福祉を充実させ、人口増、経済の好循環を生み出してきましたが、一方でしっかりとカットするものは反対勢力にひるまずカットしてきたようです。

匝瑳市も子育て支援の充実は絶対に必要ですが、カツカツと言われている財政の中で、既に各部署でいろいろカットしているので、その中で何をカットすればいいのか、考えていかなければいけません。

地球再生型生活記は、パーマカルチャーデザイナー四井真治さんの本。

身近な分かりやすいもので言うと、木更津にあるクリックフィールズは音楽プロデューサー小林武史さんが作った施設ですが、水を浄化しながら活用したり、エネルギーと食を循環させるパーマカルチャーデザインを手がけたのが四井真治さん。

現代の社会は循環から外れていて、土の栄養となるものやさまざまなエネルギーを捨てていて、そして、わざわざ買っています。しかも遠くで作られたものが多い。そして、環境破壊に繋がっている。

人間の生活が地球にとって悪影響になるのではなく、自然のエネルギーを集め蓄えることで、人間が生活すればするほど、他の生物にとっての環境も豊かになっていくー。

農的暮らしをする人が増えて、その暮らしの中で里山の景観も守られいくだろうと。

ざっくり過ぎる要約ですが、人間の暮らしによって地球環境がよくなる、という希望を子どもたちに伝えていく必要を感じました。

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