校則をなくした世田谷区の桜丘中学校の元校長・西郷孝彦さんの講演会に船橋まで行ってきました。
校則を1つ1つ見直していったら、どんどん減っていき、最後には校則がなくなってしまったそうです。
桜丘中学校の子どもたちは、なぜ校則がなくても規律正しく生活できるのか?の問いに対して、こう答えます。「幸せだからです」と。
自治体や学校によりますが、まだまだ子どもたちを型にはめようとしたり、大人の価値観を押しつけようとするところが多く、学校がイヤになるお子さんと悩む保護者の方も少なくありません。
先生たちも子どもに向き合いたいのに、余裕がなかったり、上や周りから圧力があったり…。
その結果、不登校の数や子どもの自殺の数が増え続けています。
不登校の子どもの数は24万人を超え、増加傾向にあります。
不登校とカウントされなくても、休みがちであったり、悩んでいる子を含めると、もっと数字は膨れ上がります。
これはもうシステムが間違っているということだと思います。
学校は、子どもたちが自分を肯定できる場であって欲しい。でも学校じゃなくても、他の選択肢があることが大事です。
細かいことを含め、選択肢がないことが息苦しさに繋がるのではないかと思います。
選択肢があることに気づいたり、知るだけでも少し楽になれる気がします。