先日、給食センターでセンター長や管理栄養士さんとお話しさせていただき、「ぜひ、今度は調理風景を見学に来てください」とお誘いいただいたので、行ってまいりました。
コロナでずっと試食と見学は中止になっていましたが、今は見学は可能になっています。
安全な給食を提供するために厳しい管理のもと、衛生管理がとにかく徹底されていました。
搬入口は、野菜、お肉・魚、お米に分かれています。
お米の搬入は週に1度。精米したまま保存しておくと味が落ちるので、小まめに精米され運ばれてきます。
野菜を洗う部屋、調理する部屋、揚げ物を揚げる部屋、卵を割る部屋など、作業の種類ごとに部屋があり、部屋が変わると作業着や手袋も変えたり、小まめに髪の毛チェックや手袋の破れなどをお互いに確認しあっていました。
匝瑳市の給食数は2800食。
大きな鍋が並んでおり、同じおかずでも何回かに分けて、作ります。運び出す時間差があるので調理も時間差で作っていきます。各学校に届けるまでに時間がかかるので、調理の出来上がりを少し硬めにしておき、保温されて運ばれる内に完成するように計算しているとのことです。
床の色がグレイのエリアで調理し、ピンクのエリアで盛り付けるそうです。
10:30までには作業が完了し、各学校に運ばれていきました。
センターで検食し、学校では校長先生の検食を経て、子どもたちの前に並びます。
徹底された厳しい衛生管理のもと、限られた時間で作られています。毎日毎日、当たり前のように給食が提供されていますが、1つ1つのプロ意識によって実現できていることを体感することができました。
子どもたちも給食センターを見学すると、食への意識が変わり、残食も減るそう。
「いただきます」にも気持ちがこもりますね。
給食センター職員の方々、いつもありがとうございます。