オーガニックシティである木更津市を視察

 12/12にSosa Organic Community主催で、匝瑳市の有機農家さん、議員7名、Sosa Projactや市民エネルギーちば、など多方面から集ったメンバーで、オーガニック給食の視察で木更津市へ行ってきました。

オーガニック給食の取り組みだけでなく、オーガニックシティ宣言をしている木更津市ですが、電子版の地域通過アクアコインを導入して経済の循環が始まっています。コロナ禍でのクーポン券も事業費もかからず、しかもスピード感をもって取り組めたそうです。今後はアクアコインの支払い額の0.5%が有機米の財源に充てられるそうで、さらなる良い循環になりそう。

ベアーズさんでは、お客さんを健康になってもらうために経営方針を変え、ビールやリキュールを作ったり、焼酎や味醂などを量り売りしてゴミを減らしたり、実践者の存在は大きいなぁと実感しました。

ベアーズの林利江さんがガイドしてくれました。
お店の奥で作るリキュール部屋
お店の奥でこじんまりと作るビール
本みりんを試飲させてもらいました。物凄く美味しい!!
量り売りで、余計なゴミを出さない

クルックフィールズでは、施設内で提供されるチーズのために飼われている水牛の糞が農園に使われたり、電力はもちろん、水もゆっくり浄化させながら循環させたり、近隣の竹を使った大きなブランコがあったり、虫の居処をつくろうとバグホテルがあったり、パーマカルチャーの要素がふんだんに感じられました。いつか自分の家にも作りたいと思っているスパイラルガーデンもあったし、歩いていて全部心地よく楽しい場所でした。いい場所は、働いている人の顔も生き生きしている。人が生き生きしているから、いい場所になるのか。

おしゃれなトレーラーハウスが並ぶ

地中にある図書館。引き込まれる‥

循環のイメージ
近隣の竹を使ったブランコ。毎年作り直している
「バグホテル」虫も生態系を作っている。循環に必要な存在。
話題になっている宿泊施設「コクーン」部屋からは東京が見える

環境も人もそれぞれがお互いを補いながら、循環していくオーガニックシティに感動しました!

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