こちらは、厚生労働省、経済産業省、消費者庁が以前から出しているマスクについての考え方です。

要約すると、「症状のある方が自身の飛沫を防ぐために着用するのは効果がありますが、それ以外はあまり意味がないので、マスクを信じ過ぎないで下さい」ということになります。
そして、こちらは厚生労働省のホームページに掲載されているマスクについてのQ&Aの中から抜粋したものです。

「屋外では相当混み合っていない限り着用する効果はあまり認められていません」とあります。他には、「よっぽど近い距離で会話をする時」が挙げられていますが、ほとんど会話を行わない場合は着用の必要はありません。
マスクの素材別に感染する時間について発表もされていますが、それによると
至近距離でお互いマスクをせず、会話をした場合、感染にかかる時間は
「15分」
だそうです。
15分と聞いて思いたるものがありますね。
濃厚接触者の定義です。
「1m以内で、マスクなしで15分以上会話をした」場合、濃厚接触者という扱いにされます。
ウイルスに感染するには、一定量の飛沫を浴びる必要があり、それが15分マスクなしで会話をした程度、ということになります。
そして、大事なことがもう1つあります。
無症状感染についてです。厚生労働省の考え方はこちらです。


有症状感染者と無症状感染者の決定的な違いは、免疫で防げず体内でウイルスが増殖しているか、免疫で抑え込まれているか、です。
先ほど、感染させるためには一定量のウイルスを浴びなければいけない、と記しましたが、無症状感染者は有症状者と比べ、そもそも保有しているウイルスの数が違うので、同等に考えなくていいと思います。
気をつけるべきなのは、有症状者であり、無症状感染者に対して過度に怖がる必要はないですし、マスクなしで少し会話したからといって、すぐに感染するものではありません。
やはり伝えたいことは、
健康的な生活を送り、免疫力を高めること
です。
そのためには、偏った食事をせず、欧米食やファストフードを控え、ミネラルを意識した食事をとること。睡眠を十分とり、ストレスを溜めないこと。
顔を隠さず、笑顔でコミュニケーションをとりませんか?