緑の党ちばの議員さん、会員やサポーターの皆さんが匝瑳に視察に来てくれ、僕はつなぎ役をさせていただきました。
東京からも漢人あきこ都議がいらっしゃいました。
僕はかつて小金井に住んでいて、はけと野川を守る活動をしていた漢人さんに投票していました。
まず、市民エネルギーちばのソーラーシェアリングから。
離農者が増えると共に増える耕作放棄地。衰退する農業をどうにかしたいと始まったソーラーシェアリング。2列セルの細型パネルを使い、パネル1:すき間2の割合で農作物の成長には影響がなく、ほぼ全ての野菜が育てられます。反射光でも発電出来る両面パネルや、取り付けがより簡単で、より日陰が少なくなった1列セルパネルの開発。不耕起栽培の実証実験など、挑戦を続けています。
パネルの部品の95%がリサイクル出来る技術が確立されているそうです。
匝瑳のソーラーシェアリングの利益の一部は豊和村づくり協議会に拠出され、地域課題解決のために使われています。
午後は髙坂勝さんからSosa Projectを案内してもらいました。お米づくりに都会から匝瑳に通っている人たちは新規と継続組合わせて100組に。かつては僕も東京から通いました。
働いて働いて稼いだお金はグローバル企業に吸われていく…。それでも依存しなければ生きていけない今の世の中のシステムの中で、ただの消費者から足を一歩でも半歩でも抜け出し、半農半Xの自立したプレイヤーになるため、たくさんの人の背中を押してきた場所です。
排泄物が汲み取らなくても土に還る縄文トイレや、
土中の水脈を滞らせず釘を使わず建てた小屋、大地の再生、
食べられる森づくりなどの説明をしてもらい、見てもらいました。
最後にお隣、多古町にある農家民泊の古民家へ。ワークショップ形式でみんなで古民家を再生させましたが、家の傾きも大きな重機を使わず、油圧ジャッキで少しずつ…!僕もかつてそのワークショップに参加して感動したのを覚えています。今も廃材をメインに使いながら、こつこつバージョンアップ中だそうです。