指定校変更は、進んでいる場所に基づいて割り当てられた学校ではなく、市内の別の学校へ就学を希望し、それが認められる制度です。指定校変更はどのような過程を経て許可が下りるのか、また、どのような理由が認められるのか伺います。あわせて、近年の指定校変更の相談数、申請数の状況をお聞かせください。
【回答】「学校教育課長」
初めに、どのような過程を経て許可が下りるのかについてでございますが、児童生徒が就学する公立小・中学校については、住所地によって指定校が定められており、原則として、その指定校に就学させることになっております。事情により指定校ではない学校に就学させたい場合、指定校変更の申立てを行い、教育委員会から許可を受けることにより、指定校以外の学校に就学させることができます。
中学校の変更ができる主な理由は、転居、留守家庭、地理的条件、特別支援教育によるもの、その他、いじめや不登校等学校生活に起因した在籍校への就学が困難となった場合等の特殊事情によるものがあります。
具体的には、まず保護者の方から教育委員会へ相談があった場合、どのような理由で指定校変更したいかを確認し、市立小・中学校指定校変更申立書を記入していただき、申立てを行っていただきます。その後、申立て内容に相違がないかを確認し、相違がなければ、指定校変更通知書を保護者に通知する流れとなっております。
次に、相談、申請状況についてのお尋ねでございますが、相談件数については把握しておりませんので、申請状況についてのみお答えいたします。過去5年間の申請件数は、令和6年度、小学校18件、中学校14件、合計32件、うち許可31件、取下げ1件、令和5年度、小学校20件、中学校16件、合計36件、令和4年度、小学校47件、中学校18件、合計65件、令和3年度、小学校24件、中学校17件、合計41件、この令和5年度から令和3年度までのものは、許可のほうが合計数と同じであります。令和2年度、小学校25件、中学校23件、合計48件、うち許可46件、取下げ1件、却下1件となっております。
【再質問】
1、匝瑳市では、どういった理由の申請が多いのか、お伺いします。
【回答】「学校教育課長」
令和2年度から令和6年度における主な申請理由は、転居により学区が変わるが現在の学校に就学したいが最も多く66件、続いて、小学校時に指定変更をしており、持ち上がりで同一学区の中学校に通いたい場合が44件、兄弟姉妹が就学している学校に就学したい場合が42件、保護者の仕事の関係で預かり先の祖父母等の住所地の学区となる学校に就学したい場合が31件、通学の安全性等を考慮または指定校以外の学校のほうが通学距離が近い場合が11件となっております。
そのほかとして、父母の職場も近く緊急時に対応しやすい場合、指定中学校に希望する部活動がないなどの理由が挙げられます。
2、指定校変更の理由で、少人数の学校を希望というのは申請の理由として認められるんでしょうか?
【回答】「学校教育課長」
現在、匝瑳市において、申請の理由として認めているものは、転居、留守家庭、地理的条件、特別支援教育によるもの、その他いじめや不登校等学校生活が起因し在籍校への就学が困難となった場合等の特殊事情によるものとなっており、少人数の学校を希望という理由だけでは指定校変更は認めておりませんが、少人数の学校を希望する特別な理由がある場合については、相談の上、認められる場合があると考えます。
3、市内では、少人数の学校に通わせるために、市内の別の地域から引っ越して家を建てた家庭もあれば、都市部に一度は引っ越したんですけれども、大人数の学校ではなく少人数の学校に通わせたいとUターンで戻ってきた家庭もあります。ほかにも、移住してくるときに、この学校、この少人数の学校に通わせたいと学校を選んで移住してきた家庭もあります。ちなみに、そういった家庭があることを教育委員会では把握されていますでしょうか?
【回答】「学校教育課長」
すみません、ただいま資料を持ち合わせておりません。把握しておりません。
→今申し伝えさせていただきましたので、よろしくお願いします。
今、統廃合の検討を進められている最中でありますけれども、小規模校というのは一つの魅力であります。多古町は小規模特認校制度を導入して、中村小は1割が本来の学区外から通学しているとのことです。統廃合を進めるにしても、私、吉田地区ですが、吉田小をとは言いません。どこか将来的にでもいいんです。小規模校を1つだけでも存続させて、きめ細やかな教育ができる学校もあると、先ほどの移住PRにもつながるのではないかと思うので、ぜひその辺も頭に入れておいていただきたいと思います。