地域の魅力!農的暮らし体験〜田舎にしかない幸せを知る〜

25日(土)は、表題のイベントにオブザーバーとして参加してきました。

地元の小学校3〜5年生が囲炉裏でおにぎりや餅を焼いたり、薪割り、どろ染め(ベンガラ染め)を体験しました。

始める前に今回、講師として参加の高坂勝さんの田舎の魅力についての話から。

田舎には自然がいっぱいあるよ〜のような表面的な話に留まらず、都会は空が狭く、住むにも暮らすにもお金がかかり、お金はたくさん稼げるけど、残るお金(貯金)は、少ないというデータも。東京は最下位。

野菜は土から出来ている。動物も土から出来たものを食べている。人間も結局は土から出来ている。

土から離れた生活は体調を崩すし、遠くの国から石油や天然ガスなどのエネルギーを買っているけど、それが戦争の原因になっていたりするけど、近くの山にあるものを使えば、戦争の原因であるエネルギーの奪い合いが少し減らすことが出来るから、自然の近くに住むことは可能性に満ちているんだと。

そして、本来の発酵期間をかけて作られていないお味噌や醤油を選んでいると、そういう製品にはそれを補うために添加物が入っていて、体調を崩すし、本物の調味料の方が断然ウマい!!

そんな話から始まりました。

お手製のロケットストーブ(燃焼効率がよく、少ない燃料で強い火力が生まれる。廃材で作成。)で焼そばを作る高坂さん。

自家製醤油と天然塩だけで味つけ。子どもたちも親御さんたちも「美味しい!美味しい!」と驚いていました。美味しさの秘訣は、本物の調味料を使うこと。それだけで美味しくなる。

スーパーの市販のものより高いが、あれこれ調味料を買わなくて済むので、結果、安上がりになります。

薪割りレクチャー。

斧の安全な扱い方と割り方のコツを教えると子どもでもパカーンといい音をたてて気持ちよく割れます。子ども同士でも危険な時は注意をしあって安全に配慮していました。

どろ染め。

泥できれいな色に染まるんです!

田舎に住んでいても土に汚れるのを嫌がるお子さんが増えてきました。

人間は土から出来ていること。病気や電磁波も土に触れることでデトックスが出来ます。

人間は土から離れて生きていけません。

何より、こんなきれいな色に染めてくれる可能性を秘めています。

お昼ご飯は大鍋で作った豚汁をみんなで囲んで食べました。

いろんな体験をして、子どもたちがキラキラ輝いていました。

安久山の大シイの木

圧巻の迫力と静かに鎮座する様に心奪われます。

おすすめ