農水省が発表している令和4年度の食料自給率の品目別(生産量)で気になるところをピックアップ。
https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/zikyu_ritu/012.html
米99%
野菜79%
と高い割合を保っている一方、ずっと低い水準で停滞しているのが、
小麦15%、大豆6%。
スーパーに売られている商品の裏側を見れば分かると思いますが、日本人に欠かせない味噌や醤油の調味料の原材料はほとんど外国産が占めています。パンや麺なども同じことが言えます。
他にも気になるのは、
油脂14%、砂糖34%
それから家畜の飼料26%。肉そのものの自給率は昭和40年くらいは100%に近かったですが、どんどん下がって今は50%近くに。飼料を含めると、さらにガクッと下がります。
そして、高い自給率である米や野菜についても種、肥料、農家の減少、国際情勢などを踏まえると、とても危うい状況にあると感じています。