鴨川市釜沼へ。「小さな地球」の取り組みを視察

緑の党の企画で鴨川市の釜沼へ行ってきました。

毎月、新月の日に開催しているawanovaマーケットが開催されており、まずは満喫。こういったマーケットに参加すると、地域で活動されている方がどんなことをやっているか分かるので楽しいです。

地域通貨「awaマネー」があり、この日出店していたあちらこちらのお店で“awaマネー使えます”と表示されていました。

匝瑳にも「めぐりマネー」とか、あるいは海匝地域で「海匝(海藻)マネー」で1円じゃなく「1コンブ」とかどうだろう?と思いを巡らせたり‥。センス微妙ですかね?(笑)

杉の皮や竹など、里山にある資源を使い、補修した壁。竹を雨樋にしている箇所もいくつかあり、お洒落に見えた。
「資源を扱える人間」になれるよう学んでいる。

道具をきれいに並べて管理。とても大事なこと

材料もきれいに並べて管理。何か作る時に見つけやすいし、ちゃんと管理されていて気持ちがいい。
リスト化して、利用する時に使いやすく。
蔵を改装し、ギャラリーに。自然素材を使った洋服と、2階には加藤登紀子さんの立派な書が並んでいた。床下には調湿のため、もみ殻燻炭が敷き詰められている。
林良樹さんが描いた、未来の予定を含む地図

釜沼の地域をめぐるツアーでは、昔から暮らしていた住民の方と「小さな地球https://small-earth.org

の活動が上手く混ざり合い、そこにたくさんの大学生であったり、無印良品もいい具合に関わり、地域全体がとてもいい場になっているのを感じました。

こういった山間地域は日本全国どこも過疎が進んでいて、釜沼もその例外ではないでしょうが、とても生き生きとしていて、希望を感じる場所でした。

田んぼの脇を通って、棚田オフィスへ
無印良品が建てた棚田オフィス。
棚田を眺めながらデスクワーク
「小さな地球」で建てたタイニーハウス。
グラスルーフは断熱効果も!
入り口がかっこいい!
眺めが最高!
大学生が出がけたタイニーハウス。少し湿気のある場所なので、高床式に。
入り口は下に!
また別のタイニーハウス。かわいい
狭い空間が落ち着く。
こちらはサウナ!壁には、すぐ脇の土を利用。溝を掘った際に出た資源を利用。
2階は居心地のいい空間に

数々のタイニーハウスがお洒落で、「ここでデスクワークしたらストレス溜まらなそうだなぁ」と憧れ!

今日はこっち、明日はこっち、と気分も変えられるし、いいですねぇ。

タイニーハウスに限らず、いろんなところで自然素材を利用して断熱していたり、機密性も考えらえていたり、ちゃんと機能性も高くて素晴らしかったです。

小さ視点と大きな視点で自然の流れを読み、里山の資源を活かし、山に馴染むように暮らしを学びながらつくり上げていて、それが1つ1つでもですし、全体でも心地いい場になっていると感じました。

福岡達也さん、梓さん、林良樹さん

どうもありがとうございました!

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