エネルギー政策を考えて

投票する時の自分の判断基準を整理した時にエネルギー政策が、とても大事なんだと改めて認識しました。

他の政策も大事ですが、エネルギー政策の方向性が一致していないと賛同出来ません。

僕は、東日本大震災を東京で経験し、食料と電気が街からなくなっていった時の不安から、生きる上で必要なものを依存してはいけない。依存度が高い状態は、とても脆弱だと痛感しました。

日本のエネルギー自給率は12.6%。

再生可能エネルギーで100%を目指す。

原発は反対です。

原発新増設なんて言葉が出始めていますが、コストが高い、リスクが高い、どこに作る?、いつになる?

原発は、攻撃されたり事故を起こせば被害が甚大。点検や異常があればしょっちゅう止まるから不安定。老朽化した原発は不安でしかないです。稼働しても2/3のエネルギーは発電に使われず無駄になり、海水で冷却して海に放出しますが、100万kW級の原発で、毎秒70トンの水を7℃上昇させて排水していると言われており、海の生態系への影響が大きい。送電ロスもあり、非効率な電源です。

一極集中型のエネルギーは、一箇所に対する依存度が高くなり、何かあった時の損失も大きい。巨大な利権構造を生む。

だから、地域分散型にして、地産地消でお金も地域でまわすことが1番しなかやかで強くなると思います。

化石燃料輸入額は35兆円。毎年、中東に。

大気汚染も懸念されます。

太陽光パネルや風力などは、燃料がいらない。

かつて太陽光パネルは日本の企業が世界のトップでしたが、国は原発、火力推しで今では中国がシェアを占めるようになりました。

再エネは再エネ賦課金で分かりやすく取り(批判されやすいように)、原発は分かりにくく取る(批判されないように)…、というのは穿った見方かもしれませんが、いろいろと感じてしまうところがあります。

山を切り拓く太陽光パネルなどの悪い事例は規制する。

再生可能エネルギーも何の課題もないわけではありませんが、原発や火力は規模が全然違います。

太陽光パネルのリサイクル技術は既にありますが、より技術を向上、低コスト化させ、サーキュラーエコノミーで新たな資源をなるべく調達しなくても済むような仕組みづくり(既に廃棄パネルを使ってそのまま作り変えることに成功した企業も)が進んで欲しいと思います。

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