9月一般質問③「地域おこし協力隊活用に対する今後の市の意向について」

【登壇質問】

地域おこし協力隊は、国からの特別交付税を活用して隊員の活動費や報酬を支払うため、基本的には市の独自財源を使うことなく、都市部から匝瑳市に移住し、匝瑳市を盛り上げる役割を担ってくれる人材を募集する制度であります。財政的に厳しい今だからこそ、こういった制度を存分に活用し、課題解決に向けて専属的に取り組んだり、匝瑳市を盛り上げてくれる人材を積極的に取り込む必要があるのではないかと考えます。匝瑳市の協力隊員の状況と今後の協力隊員募集に対する市の意向をお聞かせください。

【再質問】
協力隊の近隣の導入状況はどうなっていますでしょうか?

質問:
導入年度が一、二年違うだけで、銚子市、香取市、多古町は20名近く、20名以上いて、匝瑳市は、今現在4名です。そして、今年度の協力隊募集は1名の予定、何でもかんでも人数を増やせばいいとまでは思わないんですけれども、それにしてもちょっと消極的ではないでしょうか。もし消極的な理由があれば教えていただけますでしょうか。

質問:
1名、今、募集中なんですけれども、1名枠でも、もしいい人材の応募があれば、複数人、採ってもいいのではないかと思うんです。せっかく匝瑳市に関心を持っていただき、そして決まれば移住をし、自分の能力を生かして匝瑳市を盛り上げようと考えてくれているありがたい存在です。こういうのって時の運みたいなものもあるので、いい人材はもう取り逃さないというつもりで、いい人材がいればですけれども、複数人を採用する柔軟さがあってもよいのではないかと思うんですけれども、いかがでしょうか。

ぜひ積極的な、場合によっては柔軟な対応をよろしくお願いいたします。

  ほかの自治体では、例えば、空き家対策で、長南町ですとか、多古町でも始めました。あるいは公共交通ですとか、教育部門で地域との連携をしたりですとか、あとはふるさと納税の返礼品の商品開発、有害鳥獣被害が増えていますけれども、ジビエ開発ですとか、あとは多古町は日本酒を造ろうとしている人もいます。あと、グラフィックデザイナーですとシティプロモーション、PRの面で、人の心をつかむにはデザイン性が大事になってきます。そういった経験者のノウハウを職員とも共有できますので、いろんな分野で可能性があると思いますので検討をよろしくお願いします。

  そして、市役所職員は、日々ほかにも業務があって、時間もなかなかないですけれども、協力隊員はある程度、自由に動けます。ぜひ使うべきだと思います。そして、協力隊員は、移住してから課題を見つけて解決に向かうまで、成果を出すまでに、どうしても最初は土台づくりなどがありまして、時間がかかって活動が分かりづらい部分もあるんですけれども、地域活性化に貢献してくれますし、非常に有効な施策だと思います。この取組は、市民1人をただ増やすというものではなく、1人をきっかけにまちが動いていく活性化の潤滑油になると思いますので、積極的な活用をよろしくお願いいたします。

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