6月一般質問⑤ 「コロナワクチン副反応などの情報も充実をしてはどうか」

コロナワクチンの6回目接種が始まっています。

政府は、これまで「新型コロナウイルス感染症の発症を予防する高い効果がある」または

「感染や重症化を予防する効果がある」として、

人類が経験したことのないmRNAワクチンを短期間に複数回受けることを推奨してきました。

ですが、ワクチン副反応疑いの死亡数は2059人、重篤26974人にのぼっています。

(厚生労働省の統計 令和5年4月23日現在)

これはインフルエンザワクチンと同じ接種回数あたりで比べると桁違いに多い数です。

3月28日には、

WHOは新型コロナウイルスワクチンの接種指針を見直し、有益性が限定的だとして、健康な成人らへの2回目以降の追加接種について「推奨しない」としました。

世界では、追加接種の数が伸びていませんが、日本だけワクチン接種を続ける意義はなんでしょうか?

また市民に対して、有効性だけでなくリスクも踏まえて接種を判断してもらうように、

副反応などの情報も充実させるべきではないか?

A、ワクチン接種の接種券送付時には通知文書とワクチン接種により得られる効果と副反応のリスク、注意点が記載された説明書などを同封している。

 また、市ホームページでは接種についての効果、副反応について、厚生労働省からの最新情報を掲載し、接種判断についての情報提供を行っているが、接種について疑問や不安があれば、あらかじめ、かかりつけ医などにご相談いただき、接種の効果や副反応などのリスクについて、十分ご理解いただいた上で、接種のご判断をいただきたい。

Q、国は、当初、ワクチンに感染予防効果があると言っていたか?

A、厚生労働省が令和3年2月19日に作成した『新型コロナワクチンについて皆さまに知ってほしいこと』というリーフレットに、「今回新たに承認された新型コロナワクチンは2回の接種によって、95%の有効性で、発熱やせきなどの症状が出ることを防ぐ効果が認められています。」と記載されている。

Q、リーフレットによると、「発熱や咳などの症状が出ることを防ぐ効果がある」とのことだが、それはつまり「発症予防効果や症状を抑える効果」と捉えることが出来る。

「感染そのものを予防する効果」については、何か記載はあるか?

A、重症化リスクの高い方から接種することで、重症者や死亡者を減らすことを優先し、
新型コロナウイルス感染症患者に対する医療提供体制を守ることも不可欠と記載されている。
感染予防効果については、オミクロン株対応の2価ワクチンの効果で、オミクロン株に対して、従来型ワクチンを上回る重症化予防効果とともに、持続期間が短い可能性もあるものの、感染予防効果や発症予防効果も期待されています。と記載されている。

「期待されている」という表現はとても曖昧で、感染予防効果がある、とは実は言っていない。

だが、テレビCMやメディアでは、しきりに「家族を守るために打ちましょう」と思いやり接種キャンペーンをやっていた。

「おじいちゃん、おばあちゃんを守るために子どもも打ちましょう」と。

そういったメディア情報によって、多くの国民が感染予防できると思ってワクチン接種したと思う。

「接種しない人は自分勝手だ」という風潮もあった。

しかし実際は、ワクチン接種しても大勢の人が感染している。

厚労省が、ワクチン接種回数別の10万人あたりのコロナ感染者数を今まで公表していたが、

それを見ると、ワクチン打っている人と打っていない人では感染に大きな差異が認められない。

年代によっては、むしろワクチン2回目3回目接種した人の方が多く感染している。

●ワクチン接種歴別 10万人あたりの新規陽性者(2022/8/22-8/28)厚生労働省アドバイザリーボードより

結果を見たら、少なくともワクチンによる感染予防は期待出来なさそうだなと分かる。

そして、日本では報道されなかったと思うが、

欧州議会でファイザー社員が「初めから、感染予防効果がある、とは言っていない」と証言している。

感染予防には効果がなければ、「思いやり接種」を謳うことは出来ないと、私は考える。

Q、国は当初、ワクチンは何回打つと言っていたか?

令和3年2月16日付けの厚生労働大臣から発出された『新型コロナウイルス感染症に係る予防接種の実施について』という指示文書に「16歳以上の者に対し、薬事承認されたファイザー社のワクチンを使用する」と記載されている。

ファイザー社の資料によりますと、このワクチンは、合計2回、通常、3週間の間隔で筋肉内に接種するものである

Q、当初2回の予定だった。3回目接種となった時、正直多くの方が「また打つのか」と思ったのではないでしょうか。

今や6回目を打ち始めている。言ってること変わってきてないだろうか?

政府は、ウイルスが変異したから、と説明していたが、ウイルスが変異するのは当然です。

6回目接種している国はあるか?

A、第33回厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会の資料によると、諸外国での4回目接種は確認できたが、5回目以降は資料がなく確認できない。

Q、私も調べた限りでは、6回目打っている国がない。世界では追加の接種数が全然伸びていない。

短期間に何回も接種することについて、厚生労働省は安全を保証しているのか?

A、現在使用されている、新型コロナウイルスワクチンは、いずれも臨床試験で安全性を確認した上で薬事承認されたものである。

接種開始後の安全性の評価につきましても、接種後の健康状況調査や副反応疑い報告等により情報が収集され、専門家による評価が行われている。

新型コロナウイルスワクチンは、新しい種類のワクチンのため、これまでに明らかになっていない症状が出る可能性がある。

万が一、ワクチンの接種によって健康被害が生じた場合には、予防接種法に基づく救済が受けられる。

Q、ワクチンそのものについては、「安全性が確認されている」となっているが、日本ほど何回も打っている国がないので、何回も繰り返し打つことへの安全性については、誰も分からないのではないか?

日本は世界に先駆けて、接種回数を重ねようとしています。

国は安全ですって言っていますが、有効性について予想外の結果になっているのに、危険性のことに関しては予想外のことは起きない、と言えるのだろうか。

中長期的なことや、何度も繰り返し接種することに関しては、まだ誰も経験していません。

製薬会社が出しているコロナワクチンの説明書に「ごく稀に起きる副反応の事例」として、どんなものが書かれているでしょうか?

A、「心筋炎や心膜炎を疑う事例と、ギランバレー症候群が報告されている。」と記載されている。

Q、国が出しているワクチンの副反応が疑われる心筋炎、心膜炎の数は、現時点でどれくらいか?

A、令和5年4月28日に開催された、第93回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会の資料によると、集計期間が令和3年12月6日〜令和5年3月12日で、

心筋炎疑いが500件、心膜炎疑いが148件、合計648件。

まとめ

その数や頻度に関して、多いと捉えるのか、少ないと捉えるのかは、それぞれの判断があると思います。

他にも厚生労働省の情報を見ると、本当に多様な症状が報告されています。

それを見ると、「ワクチンによって苦しんでいる方がたくさんいるんだな」と私は感じます。

ワクチンによって血栓が出来るとか免疫力が落ちるのでは、という議論もあるので、慎重に進めるべきだと考えます。

初めてのワクチンですから、本来は、あらゆる可能性を考慮しながら進めていくべきです。

せめて接種するかどうかの判断材料として、最低限の情報を分かりやすく市のホームページ等に載せていただくように要望致します。

例えば、

・ワクチン副反応疑いの重篤数、死亡数。(冒頭で挙げました)

・ワクチン接種回数別のコロナ感染者数。(やりとりの途中にグラフを挙げています)

・季節性インフルエンザとコロナの重症化率、死亡率の比較。

このデータで、コロナがどれだけ脅威なのか、分かります。若い世代は重症化しない、死なない。ことが見えてきます。

厚生労働省は、こういった情報を出してるが、情報が多すぎて、一般市民には読む気になれない。

でも、これって判断材料として知るべき必要な情報だと思うんです。

公共性を考えて、こういった情報を要点を絞って市民に分かりやすい形でホームページに掲載していただきたいと願います。

そして、フェアな情報を元に、市民一人一人が自分で考えて判断して欲しいです。

ワクチンやマスク、自粛生活など、何が効果があって、何が意味がなかったのか、しっかりと総括しなければいけません。

次の新たなパンデミックが来ても、今回の教訓がしっかりと生かされることを願っています。

〜付け足し情報〜

現在、超過死亡が物凄いことになっているのをご存知ですか?

※超過死亡とは‥‥過去の統計から推計された人口動態(性別・年齢別の人口分布)別の死亡率から想定される数を超過した数

この相関関係は偶然でしょうか?

みんなが打っているから、と気軽に接種せず、しっかりと考えてから判断するよう

お願いします。

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