匝瑳市の学校給食では、限られた予算の中で、地産地消や安全面にこだわりを持って食材を選定していています。
お米‥市内産(地元の有機米を使用することも)
野菜‥なるべく市内産を優先(足りなくなる根菜類は他で調達)
味噌‥国産原料(月1で地元の有機味噌を使用)
醤油‥市内醸造
出汁‥天然出汁
調味料‥なるべく遺伝子組み換えではない原料のもの
など
これらは紛れもなく、今まで給食に携わってきた職員、現在関わっている職員の方の努力と子どもたちを思う気持ち、そして地元の生産者との連携が成し遂げているものに、ほかなりません。
ですがその一方で、素晴らしい取り組みを知らない保護者や市民が多いように感じられます。
保護者や市民が地元に誇りを持つために、そして、匝瑳を移住先として検討する方に PR出来るように
匝瑳市学校給食の選定基準(こだわり)の明文化を提案します。
教育長 A、内容を精査しながら、市民に分かりやすいようにホームページ等を通じて、周知をしていきたい。
Q1、冷凍食品は使用しているか?
A1、主食、汁物、副菜は基本的に給食センターで調理している。
主菜を手作りすることは時間的に困難なため、冷凍食品を組み合わせて提供している。
冷凍食品は、照り焼きやタンドリーチキン、唐揚げ、天ぷらなどがあるが、調味料で下味を着けてオーブンで焼いたり、最終調理はセンターで行なっている。
Q2、添加物を使用しているものはあるか?
A2、なるべく添加物を使用していない食品を選ぶようにしている。
冷凍食品、加工食品、ドレッシングなどの調味料、プリン、ヨーグルト、ゼリーなどのデザート類には食品衛生法に定められている必要最低限の添加物が使用されている。
Q3、肉、魚の選ぶ基準はあるか?
A3、肉類は国産。豚肉は千葉県産、鶏、牛肉は国産。
魚類→鮭は市内水産加工場から購入。その他、魚介類の加工品はサンプルを確認して、食味の良いものを選んでいる。魚類は、価格の面から外国産が多くなる。
Q4、物価が高騰しているが、新型コロナウイルス感染症対応地方臨時交付金で十分補ているか?
A4、給食の質、量を下げないとともに、給食費を値上げして保護者に負担をかけないようにするため、交付金を活用している。賄材料費の高騰分を12月の補正で増額のお願いをしたところ。